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2021.10.04

Blog

糖尿病と歯周病について

こんにちは。

あべ歯科でございます。
今日は「糖尿病」と「歯周病」についてお話いたします。
まず、歯周病菌からは非常に強力な毒素が発生します。歯周病が重症化すると、
患部から流れ出る血液を通じて、毒素が体内に取り込まれます。
大量の毒素が体内に入れば、体は自分を守るために免疫システムをフル稼働させ、
免疫を活性化するための物質を生成します。

これこそがインスリンの働きを邪魔している原因物質です。
その結果…歯周病が糖尿病の原因となったり、糖尿病が悪化すれば歯周病も
悪化しやすくなり、歯周病が悪化すれば糖尿病も悪化しやすくなります。
このように、「糖尿病」と「歯周病」は相互に影響し合う病気なのです。

糖尿病や歯周病を防ぐ・悪化させないために大切なことは
細菌のコントロールです!
歯周病には、糖尿病と同じく“完治”という言葉はありません。(※2型糖尿病では寛解状態まで治癒することがあるといわれています。)

ただし、進行・悪化を防ぐことはできます。
毎日のセルフケアに加えて、歯科医院での定期的なメインテナンスを行うことにより、
歯周病菌の増殖を防ぐことができます。
そして、この細菌のコントロールは血糖コントロールの改善につながることが
多くの臨床研究で報告されています。

 

 

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