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2022.01.11

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乳歯から永久歯への生え変わり

こんにちは。

あべ歯科でございます。

今回は乳歯から永久歯への生え変わりやその時期の歯肉炎についてお話します。

子供たちが大人の手を離れ自分で行動するようになり、目の届きにくくなるこの時期、
お子さんの口の中では乳歯から永久歯へと歯の生えかわりが行われます。
また、歯やあごが著しく成長、発達する重要な時期でもあります。

将来に向けて正しい歯列の完成を目指しムシ歯のないきれいな歯並びにしなければなりません。
この頃は、永久歯が最もムシ歯になりやすく、また、歯肉炎が増えてくる時期でもあります。

①混合歯列期

 6歳頃になると、乳歯の後側に新しい歯が生えてきます。最初に生えてくる永久歯が6歳臼歯です。

 この時期に前後して、下の前の乳歯が抜け永久歯にかわります。この後、その横の乳歯も永久歯にかわり、順次後ろへと進んでゆきます。
 このように、乳歯と永久歯が混在する時期を混合歯列期といい、第二大臼歯が生えてくる12~13歳頃まで続きます。

②混合歯列期の注意点

乳歯と永久歯が混在すると、歯の高さがデコボコなったり、乳歯が抜けずにゆがんだりぐらついたりして、食べかすや歯垢が付きやすく、

口の中が不潔になることも多いので気を付けましょう。まだまだ、大人からの注意や仕上げ磨きが必要です。
また、歯並びや噛み合わせの異常も現れやすく、気が付いたらできるだけ早くかかりつけ歯科医に相談してください。

この頃は矯正治療に、最も良い時期です。

③学童期の歯肉炎

学童期の歯周疾患は、歯肉炎がほとんどです。歯のみがき方、生活のリズム、

食生活などの影響による歯の汚れが原因で、歯ぐきに軽い炎症がおこることがあります。

1・<歯肉炎の原因>:体の免疫力の低下
○やわらかい食べ物が中心
○ライフスタイルの変化
 ・寝不足 ・不規則な食事時間
  
2.<歯肉炎の症状>
○歯ぐきがブヨブヨになる
○歯ぐきが腫れる
○歯ぐきの色が赤みをおびる
○少しの刺激で歯ぐきから出血する等の症状がでれば要注意

3.<歯肉炎の予防>:体の免疫力を高める
○栄養バランスのとれた食事
○規則正しい生活
○きちんとした歯磨き
○よく噛んで食事する

4.<歯肉炎の改善>
学童期の歯肉炎は、みがき残しのない歯磨きをして、
歯垢を取り除くことでよくなります。
改善されない時は相談してください。

 

 

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