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こんにちは。

あべ歯科でございます。
今回は、「口内炎」と「舌癌」の違いについてお話いたします。
「口内炎」のできる場所は舌だけではなく唇や頬の内側、歯ぐきなどお口の中のどこでもできます。

種類も様々で
・免疫力の低下や栄養不足が原因と考えられる「アフタ性口内炎」
・口腔内の細菌やウイルスの増殖による「細菌性・ウイルス性口内炎」
※ヘルペスウイルスの感染によるもの、カビの一種“カンジダ菌”の増殖によるもの、梅毒・
 淋病 、クラミジアなど性行為感染症によるものなどがあります。
・噛んだ時の傷などによる機械的刺激による「カルタ性口内炎」
・金属アレルギーやたばこ喫煙などによる「アレルギー性口内炎」、「ニコチン性口内炎」
などがあげられます。特徴としては、2~10mmぐらいの赤く縁どられた白い潰瘍をしており、痛み
を伴うので思うように食事ができなかったり、話がしにくいというのが主な症状です。
対して舌癌とは、舌の前方3分の2と舌の縁、下面に発生する悪性腫瘍で、口の中に発生する癌(口
腔がん)の約50~60%を占め、最も発生頻度が高い悪性腫瘍(がん)です。
舌癌の症状としては
・しこりがある(触ると硬い)
・舌の粘膜に色の変化がみられる(白い・赤いなど)
・舌粘膜のただれや口内炎のような症状ができてから2週間以上続く
・しびれや麻痺がある
・味覚障害が起きる
・少しの刺激で痛むことがある
・舌を動かしにくくなる
などがあげられます。舌癌は男性に多く、50~70歳に発症することが多いですが、20~30歳で
発症することもあります。原因は明らかではないですが、飲酒や喫煙などの化学物質による刺激や、
歯並びに問題があり歯が常に舌に当たる、合っていない入れ歯やむし歯といった機械的な刺激など
が、舌癌を誘発すると考えられています。
口内炎だと思っても、もし2週間以上、症状が続く場合や、いつもと違う症状を感じた場合は
受診していただくことをお勧めいたします。

①口内炎

②初期の舌癌

③進行した舌癌

 

 

 

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