PAGE TOP

2022.06.27

Blog

着色(ステイン)の原因について

こんにちは。

あべ歯科でございます。

今回は着色(ステイン)の原因についてお話します。
歯の色や色の変化は、それぞれ個人差があり異なります。

歯が変色してしまう原因は大きく分けて、歯の外側から着色する外因性のもの、歯の内側から変色する内因性のものに分けられます。

●主な外因的要因

・色素による着色(ステイン)
食べ物や飲み物に含まれている色素などが歯の表面に付着して沈着します。特に、清掃不良の場合は着色がつきやすくなります。

・治療後の詰め物や被せ物の劣化による着色
過去に歯の治療に使用した金属の詰め物が劣化して金属成分がしみ出し、歯や歯ぐきに黒っぽい色が付くことがあります。

また、レジンと呼ばれる白い詰め物も、経時的に変色する性質があります。

・むし歯

むし歯のなり始め(初期むし歯)の部分は、チョークのように白っぽくなりますが、進行すると歯に穴があき、肉眼では黒っぽく見えるようになります。

・色素産生菌による着色
清掃不良の場合、色素を作り出す菌によって着色(黒色、オレンジ色、緑色)することもあります。

●主な内因的要因

・加齢による色の変化
歯の外側は透明なエナメル質で覆われ、その内側には少し黄色い象牙質があります。

この象牙質の色が透明なエナメル質からすけて見えるのでやや黄色味を帯びて見えます。

加齢によって透明なエナメル質は少しずつすり減っていく反面、内側の象牙質は厚みを増すため黄色味が強くなります。

・抜髄(神経を取る処置)による変色
歯の中央には歯髄(神経)がありますが、むし歯などで歯髄を取る処置を行った場合、時間がたつと歯が黒く見えることがあります。

・抗生物質(テトラサイクリン系)による変色
歯の形成期にテトラサイクリン系の抗生物質を服用することで象牙質の変色が起こり、歯の色が変色することがあります。

・その他による変色
歯の形成期中にある種の全身疾患にかかったり、エナメル質や象牙質の形成に異常が生じたりすると歯の色が変色することがあります

⭐︎原因によりそれぞれ対応方法は異なります。歯の着色が気になる方は是非ご相談ください⭐

 

 

「大阪 住吉 我孫子の歯科医院。あびこ駅(住吉区)すぐの歯医者です。
住吉区で歯医者をお探しならあべ歯科へ。
カウンセリングルームと最新の医療機器を完備、予防歯科、一般歯科、
インプラント、ホワイトニングなど、精密、痛くない治療、大人の口腔内ケア、
特に子どもからの予防教育を心がけて生涯むし歯0を目指しています。

あべ歯科(@_abeshika) • Instagram写真と動画