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2022.08.30

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舌の正しい位置について

こんにちは。

あべ歯科でございます。

今回は舌の正しい位置についてお話します。

舌の正しい位置をご存知ですか?

まず唇を閉じているときに上下の歯はくっついていますか?多くのひとは舌先が前歯の裏側に当たっています。

舌の位置が本来の位置より下がっている人は舌の横に波型の歯の跡がついていることが多く見受けられます。

さらに下がると、舌先はお口の中のどこにも触れなくなります。
この舌の位置が悪いと健康や美容に悪影響を及ぼしてしまいます。

正しい舌の位置
①舌の先端が上の歯のすぐうしろの歯茎にくっついている。 

   この場所を“スポット”と呼びます。

②舌全体が上あごに吸盤のように吸着している。

舌がお口の中で浮いていたり、上の歯もしくは下の歯に舌がぴったりくっついている状態は間違った習慣を続けていることになります。
また、舌の筋力が低下し自分の重みを支えられなくなった状態を「低位舌」といい、舌が低い位置にあることを指します。

舌の正しい位置をキープできず放置していると様々な悪影響を及ぼします。

*歯並び*
舌が低位置にあると上顎を広げることができません。

顎が狭くなってしまうため歯が並ぶスペースがなくなり、歯列不正へとつながります。

*むし歯・歯周病などのお口の中のトラブル*
舌の位置がスポットに収まっていない場合、口が開いてしまいます。
口呼吸になるとお口が乾燥し、唾液も減少するため細菌が増殖、虫歯や歯周病・口臭を引き起こします。

<フェイスライン>
口元の筋力が低下してくるため顔の歪みやたるみ、二重顎、顔が大きくなるなどの原因になります。
また、いつも舌で下の前歯を押す癖があると下顎ばかりが成長し、受け口になってしまう可能性も…

しかしながら、舌が本来の位置にある人は成人の50%といわれています。

1日の呼吸数は約2万回で、それを鼻からする鼻呼吸なのか口からする口呼吸かでお口の中の細菌数が変わります。

舌先が正しい位置に収まると、自然と鼻呼吸になります。

*改善方法*
テレビやスマホ、トイレの壁などの目につきやすい場所にシールを貼り、そのシールを見たとき、自分の舌のポジションを意識する。

日ごろから意識して舌の位置に気をつけるだけで、舌ポジションは本来の位置に収まるよう、自然と改善していきます。

 

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