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2022.12.12

Blog

タバコの受動喫煙と歯について

こんにちは。

あべ歯科でございます。

今回は、タバコの受動喫煙と歯についてお話します。

喫煙者本人が吸う煙のことを主流煙、タバコの先から出てくる煙のことを副流煙といい、
タバコの先からでる副流煙には、喫煙者が吸い込む主流煙よりも強い毒性があります。

ニコチンは2.8倍、タールは3.4倍、一酸化炭素は4.7倍、さらには発ガン性の化学物質ベンゾピレンやニトロソアミンも含まれています。
この副流煙を周りの人が吸い込んでしまうことを受動喫煙といいます。

*むし歯*

ニコチンがミュータンス菌(むし歯の原因菌のひとつ)に作用すると、その菌が歯にくっつきやすくなったり、

酸を多く作るようになったり、さらにその酸が薄まらないようにバリアを強めたりするといわれています。
京都大学から『家族に喫煙者がいるご家庭の子供は受動喫煙によって虫歯になる確率が最大で2倍以上になる』という研究発表があったそうです。

*歯周病*

国立がん研究センターと東京医科歯科大学の共同研究グループによると、男性では、受動喫煙も歯周病のリスクを高めることが明らかになりました。

喫煙者の歯周病のリスクは受動喫煙経験のない非喫煙者の約3.3倍でした。

また、家庭のみで受動喫煙経験のある非喫煙者では約3.1倍、家庭および家庭以外の場所で受動喫煙経験のある非喫煙者では約3.6倍、

重度の歯周病へのリスクが高い結果となりました。一方、女性では喫煙状況と歯周病との間にはっきりとした関連は認められませんでした。

女性では喫煙者の割合が非常に少ないことら、喫煙の影響を十分に検討することができなかったという結果が出ています。

 

 

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