PAGE TOP

2023.01.23

Blog

食後の歯磨き

こんにちは。

あべ歯科でございます。

今回は食後の歯磨きのタイミングについてお話します。
歯が健康な状態であれば、食後すぐに歯磨きをした方が良いと言われてます。

歯磨きをせずに放置すれば、虫歯の元である歯垢が歯に付着し、さらに放置すれば通常の歯磨きでは落とせなくなってしまうからです
ただし、「酸蝕症(さんしょくしょう)」にかかっている人が食後すぐの歯磨きをすることを、おすすめはしません。

酸蝕症とは、主に食生活の変化が原因で、歯を覆うエナメル質が溶け出してしまう病気のことです。

酸蝕症の人が食後すぐの歯磨きを長期間続けた場合、歯磨きによって歯がすり減ってしまうことがあります。
しかし、自己判断で「自分は酸蝕症かもしれない…」と思い、健康な歯なのに食後の歯磨きを遅らせることは、虫歯のリスクを高めることになってしまいます。

酸蝕症は、虫歯ではないために自覚症状が少なく、自分では気づきにくい病気です。

当院では、自分に合った歯磨きのベストタイミングについては、歯科検診などでアドバイスさせていただいててます。
仕事や家事で忙しく、「歯磨きのタイミングを知るために歯医者さんにかかるのはちょっと…」「実は酸蝕症だったらどうしよう…」という方は、

食後30分~1時間を目安に歯磨きをするといいでしょう。

食後はお口の中が酸化し、エナメル質が溶け出しやすい環境になっているため、歯磨きをすると力の加減によっては歯を傷つけてしまいます。

しかし、30分~1時間経ち、お口の中が中和された状態で歯磨きをすれば、酸蝕症の方でも歯を傷つけにくくなります。

また、食後に口をゆすぐ、お茶を飲むなども、口内の酸化時間を減らすのに効果的です。
「食後〇分後に歯磨きをしよう!」と思っても、仕事の都合や、そのときにいる場所によってはできないことがあります。

習慣付いていないと、ついつい歯磨き自体を忘れてしまう人もいらっしゃいます。

時間を気にしすぎてほかのことがおろそかになったり、歯磨きを忘れがちになったりするようなら、

あまり神経質にならずに「食べたら磨く」を実践することも大切です。
また、食後はキシリトールのガムやタブレットを食べて、お口の中の状態を落ち着かせてから歯磨きをするのも一つの手段としておすすめしています。

 

 

 

「大阪 住吉 我孫子の歯科医院。あびこ駅(住吉区)すぐの歯医者です。
住吉区で歯医者をお探しならあべ歯科へ。
カウンセリングルームと最新の医療機器を完備、予防歯科、一般歯科、
インプラント、ホワイトニングなど、精密、痛くない治療、大人の口腔内ケア、
特に子どもからの予防教育を心がけて生涯むし歯0を目指しています。

あべ歯科(@_abeshika) • Instagram写真と動画