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2023.04.11

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人工関節手術と歯の関係について

こんにちは。

あべ歯科でございます。

今回は、人工関節手術と歯の関係についてお話しさせていただきます。
近年、病気や怪我で傷んだ股関節や膝関節を、手術によって人工の関節に置き換える「人工関節 置換術」を受ける患者さんが増えてきているそうです。

材料や術式の進歩もさることながら、高齢化社会に伴って、変形性膝関節症、

変形性股関節症の患者さんが増えていることや将来的に寝たきりにならずに「健康寿命を伸ばす」という考えが浸透してきていることなども、

積極的に手術を受ける患者さんが増えている理由のひとつです。
歯科においても、整形外科の医師から、手術を予定している患者さんの歯科治療を依頼する紹介状をいただくことがあります。

「むし歯や歯周病の治療と人工関節の手術にいったいどんな関係があるの?」と思われるかもしれませんが、

それは、関節が人工のものに置き換わると、細菌と戦う白血球やリンパ球などが届きにくくなり、

むし歯や歯周病を放置したまま手術をすると、口の中の細菌が血液中に入って人工関節の周りに感染する恐れがあるからです。
手術後であっても抜歯や重度の歯周病は血液に口の中の細菌が入るリスクが高まるため、

手術前に歯科治療を終わらせておく必要があります。

また、予防のための定期的な歯科検診も重要です。
口の中から感染リスクを減らすことはもちろん重要ですが、歯を大切にすること自体が健康寿命を伸ばすことにもつながります。

 

 

 

 

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